反射材と交通安全

1)交通事故が起こりやすい時間帯は?

運転者は常に歩行者に注意をして運転に取り組んでいます。法定速度を厳守し、横断歩道では歩行者優先、一時停止は必ず守る…などは安全運転の基本中の基本です。しかしどれだけ運転者が注意して運転していても、不幸な事故が起こってしまうことがあります。そしてそうした事故は、夕方や夜間に集中して起こりがちです。つまり、運転者の目が歩行者や自転車に乗った人の存在をとらえにくくなる時間帯が、最も交通事故率の高まる危険な時なのです。

 

2)交通安全は欠かすことのできない反射材

ではこうした事故は、一体どうすれば防ぐことができるのでしょうか?自動車の進化や更なる運転者の注意はもちろんですが、歩行者側も何か有効な対策を取ることができるのではないだろうか?こうした考えから注目を浴びたのが反射シート反射布、反射糸を使い製造された、人が身につけることができる反射材交通安全グッズです。

反射材交通安全グッズ

反射材交通安全グッズ

3)人が身につけられる反射材安全グッズいろいろ

高視認性安全服JIST8127の制定により、作業現場における反射素材を活用した衣料品の普及が急加速しています。そんなことも手伝い、最近は反射布や反射糸を使って生産された服やバッグが新しい一般の人々の交通安全グッズとして注目を浴びています。中には日中は反射素材を使っていると全くわからないようなオシャレな優れモノもありますが、まだまだそうした衣料品の普及率は低く、ショップで探すのも時間がかかったりします。そんな時は手軽なキーホルダーやワッペンのような反射材安全製品を腕や足、帽子や鞄など歩行中特に動きのある場所につけるだけで、瞬時にして安全率がアップします。こうした反射小物は大変重宝で、大切なお子様やお年寄りの日頃の安全対策には欠かすことができない存在として、広く一般に認識されつつあります。

春や秋の交通安全週間には、反射材メーカーや販売会社、警察や交通安全協会、反射材協会などが協力して、無料でこうした反射小物を配布するイベントも各地で開催され、更なる反射材の普及に努めています。また、インターネットで調べると反射材安全グッズを専門に製造販売している会社も多数あり、以前に比べると入手しやすくなっているのも現状です。

反射材

反射材小物で大切なお年寄りやお子様を守りましょう

4)エコな再帰性反射があなたの身を守る

以前にもお話をしましたが、反射材の最大の特性は再帰性反射です。つまり、自動車のライトなどの光源から発せられた光が反射材に当たると、そのままの角度で再び光源に跳ね返って(反射して)、反射材のある場所の存在を一瞬にして光源側にいる人に知らせることが可能なのです。自身は全く光を発することはないので、もちろん電気代もかかりません。エコで安価で加工もしやすい反射シートや反射布などの反射素材は、まさに革命的とも言える、交通安全にとってうってつけの素材なのです。

5)反射材を身につけましょう!

以上のように、身につけているだけで、自動車の運転者に早い段階で路上の歩行者や自転車の存在を知らせることができる反射材を使った衣料品や小物製品は、交通事故に遭いにくくなるメリットが抜群に高いのです。世界の人々の交通安全のため、DM 道明(ダオミン)光学の各工場では日々研究開発を進め、反射材の製造販売に真剣に取り組んでいます。

どうぞ皆さんも反射材グッズを身につけ、日々の交通安全にお役立て下さい。

反射材のDM

交通安全のため日夜反射材を生産販売するDM